ISOマネジメントシステム ISO9001 ISO14001 ISO22000「業務の効率化」「品質管理」「労働安全衛生」「環境問題へ企業対応」などのマネジメント化で経営強化をご提案します。

マネジメントシステムコンサルティング「テン・アシスト(TEN・ASSIST)」

ISOマネジメントシステムで企業の経営強化をご提案いたします。
ISOマネジメントシステムのご依頼・ご相談
2015年7月
記録はなぜ必要なのか

マネジメントシステムを導入した企業で、よく言われるのが、〝記録が増えた″ということ。確かにISOの規格には、数種の記録の要求があるので、認証を維持するためには、日常の業務における記録は増えるのは必然といえます。

ただ、ISOの規格要求には、「〇〇することを確実にすること」などという漠然とした要求もあり、その規格要求に対応する方策として、"確実にした記録"が必ずしも必要かというとそうではないのですが、システムを構築するときに、ほかに確実にする方策を思い浮かばないので、「とりあえず記録するようにルール化しておくか」となり、記録が増えていくケースが多いようです。

規格要求事項では、記録の必要性として
・要求事項への適合を実証するため  ・効果的運用の証拠を示すために  とある

要求事項とは、規格要求事項、規制(法的)要求事項、顧客要求事項とさまざまでありますが、
平たく言うなら、記録の必要性は次のように考えます

  • 顧客、規制要求への適合の実証 =顧客や監督官庁の要求通りの製品や活動であることを示すため
  • 規格要求事項への適合 = 審査機関に適合を示すため

また「効果的運用の証拠」については、社内での記録やデータの活用と関連し

  • データを収集して意思決定をする
  • 次の何らかのアクションに展開するための前情報としての活用
  • 意図しない事象が発生したとき(例えば製品回収など)の追跡のための活用
  • 忘備録

となります。

もし上記のような活用方法に当てはまらず、何も好かわれそうにない記録が社内に存在していて
、日常的に記録していくようなルールとなっている場合、その記録が本当に必要なのかを振り返り検証してみる必要があるかもしれません。

記録は、Keepするだけでなく、Maintainする。つまり維持する、つまり活用してはじめて記録をする意味があります。

汗を流して仕事して、夕方残業して日報を書く。ほんのわずかな日報を書く時間でも、疲れた体にはしんどいものです。
本当に必要な記録を確実に取っていくマネジメントシステムにスリム化しませんか。

弊社は、このような観点から運用支援のお手伝いをしています。

労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS)構築のツボ

工場や作業現場では、労働災害をいかに減らすかについて日々悩まれ、工夫をしておられることと思います。死亡災害事故などがひとたび発生したら、そのご本人の不幸はもちろんのこと、会社としても行政処分に加えて、業務上過失致死などの刑事処分にもいたる可能性もあるのですから大きなリスクであることは間違いありません。そのために、朝のミーティングでのKYT(危険予知トレーニング)や月1回の安全衛生委員会などの教育やミーティングの充実が重要となります。

このような活動を体系化して、より効果を上げて安全な職場を作るのが、労働安全マネジメントシステム(OHSAS18001)です。

ちなみに、労働安全の関連の法律である労働安全衛生規則(労働安全衛生法の直下の規則)においても、労働安全マネジメントシステムの取組を推奨して、指針が発行されているので、そちらも合わせてご確認いただければと思います。国としてもこのマネジメントシステムの普及を重要課題としていることがうかがえます。(ということは、このマネジメントシステム構築に取り組むことは、ますます事業上のインセンティブを得られる可能性が増えると思われます)

ご参考までに厚生労働省の紹介ページは下記URLにてどうぞ
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo02_1.html

取組の方法は、この指針に添って構築する方法もありますし、OHSAS18001規格を採用する方法や、中央災害防止協会の制度(OHSMS)を使い方法とさまざまにありますが、来年OHSAS18001の規格は、国際規格として本格化してISO45001として制定される予定でもあるので、OHSAS18001を参考にされることを、まずはお勧めします。

さて、構築のポイントは、いかに有害な危険源を上手に洗い出すかにあるかと思います。
危険源とは、はさまれる、転落する、滑る、転ぶ、激突する、などの危険が想定される要因を見つけ出すことです。危険の度合いは、人により感じ方が違います。高いところを何とも思わない人がいれば、一方で高所恐怖症の人は2メートルの高さからでも落ちたらどうしよう、と感じるでしょう。ですから、危険源を洗い出す時は、一人で洗い出すのではなく、できるだけ複数の方の意見を聞きながらブレンストーミングのようなスタイルで取り組まれるとよいでしょう。OHSAS18001の規格には労働者の参加すべき事項の一つとしてこの危険源の特定があるのは上記のようなことを示唆しているといえるでしょう。

そして、抽出した危険源の中から、早急に手を打つべき事項、長期的に改善を検討する事項などに選り分けて、費用対効果を見ながら改善策を打ち出していきます。

このような取り組みの前に、まずはなぜ今、労働安全マネジメントシステムに取り組むのかをじっくりと考えたうえで、そのコンセプトを社員が理解するというプロセスを確実に踏んでいただきたいと思います。

この取り組みは、しっかり取り組めば、労働災害0を確実に達成する取組なりますので、それを信じていただきたいと思います。

ISO45001(労働安全MS)制定へ

労働安全衛生に関する規格はOHSAS18001(Occupational Health and Safety Assessment Series)として普及してきましたが、長年ISO化されずにいましたが、2016年9月ごろにようやくISOとして発行されます。

特に従来のOHSAS18001とコンセプトは変わっていないといえますが、規格の構成は、ISOが定めたマネジメントシステムの共通構成のガイドに従う形を成すことで、ISO9001、14001と足並みをそろえる形となります。

昨今、当方の周辺では労働災害に関する話題をよく耳にします。特に土木建設業に関しては、今まで入札に直接有利に働く認証規格はISO14001、9001であったが、地域によってはOHSASも可点対象となったなどの情報や、切実な労働災害事故の情報、また確実に労働安全マネジメントシステムを運用していたことで、業務停止や処分を免れたなどの話も聞こえてきます。

対象業種は特に、製造業、建設業、運送業、倉庫業、ビルメンテナンスとなりましょうが、それらの業種以外の全業種が何らかの形で労働安全と深く関わりをもちます(例えばIT業界のの長時間労働による疾病など・・・)。

社会はISO45001の制定をきっかけとして労働安全への関心が一層高まるものと予想されます。労働安全の配慮を軽視することが大きな企業のリスクであることを見つめなおす時が今かもしれません。

ISOの成果を決める!

間もなく改訂されるISO9001、14001は、あらゆるISOマネジメントシステム規格を共通の章立てにするガイドラインに基づいて編纂が進んでいて、間もなくISOの一歩手前のFDIS(ファイナルスタンダード)が発行されようとしています。FDISが発行されると、ほとんどその後の大きな変更はない段階です。

で、今回の改訂のポイントの一つに、箇条6の"リスクと機会を把握する"ということですね。

リスクとは定義に、意図した「期待されている結果に対する不確かさの影響」とあります。

"不確かさの影響"とは、定義が難しいので、"期待する成果を達成させない要素や原因"というように私はお話しします。この要素や原因を導き出すためには、つまりリスクを抽出するためには、まず、"期待される成果"を改めて設定する必要があります。意外とぼんやりとしているのがこの"期待される成果"だという気がします。「ISOをやってなんになるのだろう、ISOをやっても面倒くさい」という組織は、根っからISOに期待していないのかわかりませんが、ISOでなにを達成するかはっきりしていないことが多いのです。

ISOの成功のカギは、「ISOによって、何を得たいのか」というたくらみを持つことではないでしょうか?言い換えれば目標(経営目標、品質目標、環境目標など・・・)を明確に判定可能な状態で持つことです。しっかり達成させて部門としての、または個人としてのモチベーションと高める。達成しなかったら、未達成要因を確実に分析してそのままにしないというシステム構築が必要と考えます。

このシステムが確立することによって、リスクの把握の手順も明確になってくるのではないでしょうか。目標を確実に達成しなければならないので、おのずとその達成を阻害する要素、要因を考え始めるのです。

そして経営者は狙いをマネジメントシステムでまず明確に打ち出しましょう!そして目標は、〝できたらいいなあ″ではなく〝必ず達成するもの"という位置づけにしていきましょう!

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